農産物輸出拡大へJAS改正案可決(農業水産委員会)
衆院農林水産委員会は6月15日、農産品や食品の品質を保証する日本農林規格(JAS)に生産・流通工程の基準を新たに追加するJAS法等改正案の採決を行い、賛成多数で可決しました。この改正案は、「農業競争力強化プログラム」を具体化する農業改革関連8法案の一つで、参議院が先に4月5日の本会議で可決しています。
採決に先立ち、JASの対象を拡大する意義を確認しました。農水省は、国産品の品質や多様な特色に関して「(海外市場での)客観的な証明が容易になり、輸出の拡大につながる」と答えました。