「EUとのEPA交渉、農林水産品の輸出拡大について」(農林水産員会)
3月29日の農林水産委員会で、日本とEU(=欧州連合)のEPA(=経済連携協定)の交渉についての大臣の決意、姿勢を聞きました。
山本農林水産大臣からは、「我が国の農林水産業をしっかり守りながら、早期の合意に向けてしっかり臨んでいきたい」との決意が語られました。
また、農林水産物のEUに対する輸出拡大戦略について、今後の取り組みを聞きました。これまで多かった緑茶、アルコールなどの飲料、調味料、ホタテや牛肉など単価の高い品目に加えて、水産物、ユズ、ワサビ、コメなどを日本文化の認知度が高く、影響力のあるフランスやアメリカなどを中心に日本食材の販路拡大を図っていきたいとの答弁がありました。私からは具体的に的を絞って進めてもらいたいと要望しました。
さらに、アルコール産品、特に日本酒について、EUでの輸出拡大の戦略、併せて緑茶産品の拡大取り組み、私の地元三重県の重要産業である真珠の普及振興について「真珠養殖業等連携強化・成長展開事業」の具体的内容も聞きました。