「小児がん拠点病院に専門職の常勤配置を提案」(決算行政監視委員会第3分科会)
11月21日の衆院決算行政監視委員会第3分科会で、国が指定する全国15カ所の小児がん拠点病院の全てに、患者である子どもや家族らに寄り添って心理的、社会的支援を提供する専門職のチャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)を常勤で配置するよう提案しました。
CLSについて、配置されている拠点病院が全国で6施設12人にとどまる現状を指摘し、「患児と家族が中心の医療に取り組む役割からすれば本来、必ず配置されるべきだ」と訴えました。
厚生労働省からは「心のケアを含めた療養環境の整備は重要」として、検討する姿勢が示されました。病棟で子どもの遊びや生活援助をする病棟保育士についても、常勤での雇用を求めました。