図柄入りナンバープレート 対象車種増やせ/中川氏 地域振興の効果など強調

衆院国土交通委員会で東京オリンピック仕様の「図柄入りナンバープレート」について質問する衆議院議員中川康洋

22日の衆院国土交通委員会で公明党の中川康洋氏は、自動車用のナンバープレートを特別にデザインする「図柄入りナンバープレート」について質問した。

図柄入りナンバープレートは現在、政府が導入を進めており、今年度中にも2020年の東京五輪・パラリンピックにちなんだ特別仕様のナンバープレートを希望者に交付予定。また、地域の特色を生かした“地方版”の導入についても具体的な検討を進めている。

質疑で中川氏は、プレート交付による効果について政府に聞くとともに、地方版のプレート交付について、「地域振興の観点から非常に重要」と強調。その上で、交付対象の車種を、自動車の「希望ナンバー制」の対象車種と同じ範囲まで広げるべきだと主張した。

国交省の田端浩自動車局長は「希望ナンバー制と同様に措置できないか検討していく」と述べた。

公明新聞2015年5月23日付掲載