人材育成が販路拡大の柱/宮城・気仙沼市で中川氏ら/商工会会頭と意見交換

気仙沼商工会議所の菅原昭彦会頭と意見交換する衆議院議員中川康洋

公明党の中川康洋衆院議員は30日、宮城県気仙沼市を訪れ、気仙沼商工会議所の菅原昭彦会頭と意見交換した。石橋信勝、伊藤和博の両県議と村上進市議が同行した。

席上、菅原会頭は、東日本大震災で失われた製造業の販路がいまだに回復していないことから、「企業の商品開発力、マーケティング能力を高める必要がある」と強調。U・Iターン者が同市で増加していることに触れ、「若者の育成が販路拡大の大きな柱になる」とし、雇用創出、人材育成への支援を要望した。

伊藤県議は、今年7月から開始予定の県産品や県内への旅行商品の割引販売事業を紹介。「地域経済を活性化させ、復興を後押しする」と強調した。

公明新聞2015年5月1日付掲載